今現在自宅で利用しているPCデスクはまだ学生時分に勝ったもので、下手をするとそろそろ15年以上経過する、という代物である。
デスクというものは構造な単純なだけに滅多に壊れるものでもない。よほどのことがなければ買い替えるということもない。
横幅1100(mm)、奥行き600(mm)となかなかの大きさがあるので気に入ってはいたのだが、高さが天板の高さが700(mm)と個人的には少し気に入らない。
買い替える、という手段もなくはないが今回は思い切って「DIYで改造する」という手段をとってみることにした。
・使っていたデスク
型番も品名も忘れてしまったが、通販で購入したものだ。おおよそ画像のようなデザインである。
・構想
①引き出し式のテーブルを設置しキーボード台とする。
②折角だから足元に棚でも作って収容を増やしたい。
これを満たすために次のようなプランを考えた。
・現在のデスクの両サイドに板を貼る。
・両サイドに張った板を土台として、棚板を置く。
・設計
各所の寸法を測って設計(というか検討)を行っていく。
最近はDIY用のCADソフトなんてものもある。便利に使わせていただいた。
・作成
検討が済んだところで、近所のホームセンターへ材料等を買いに行こう。
ホームセンターで実際の木材をみつつ、費用や手間もかんがみて当初想定から少し変更することにした。*1
寸法を測っているときに懸念となったのが、天板を支えている桁をフレームに止めているねじの頭だ。わずか数mm出ているために干渉してしまい板をフラットに貼れない。
どうしたものか考えていたのだが、結局電動ドライバのビットの一種として木工用ヤスリというものを発見。こいつで干渉する部分を削ることにした。電動ドライバ本体は、数年前にカインズホームで購入したもの。
あとは粛々とねじ止めしていく。
・完成
奥行き350(mm)×幅910(mm)という中々の大きさのスライドテーブルができた。フルで引き出すと揺れがひどいので、半分程度まで引き出して使う、というのが安定しそうだ。
デスク下の棚はL2スイッチがぴったり収まる。
必要とした材料は1800×350×18の桐集成材を2枚と910×350×18の桐集成材が1枚。
材料費だけで言えば5000円程度である。
DIYで自分好みに作っていくというのは、なんというか純粋に面白いし快楽がある。
*1:デスク両サイドに張る板は当初「サイド全面に張る」つもりだったが「天板から350(mm)の高さ」にサイズを変更した。