AKBグループのメンバーの顔と名前が未だに覚えられない。
そうではあるのだけど、とても好きな部分がある。
例えば『フライングゲット』におけるマイクスタンドの取り扱い。
しゃがむ→立ち上がる、という振り付けに追従するようマイクスタンドのロックを外し、そしてまたロックし、という一連の動作がいいようもなく好きなのだ。困った。なかなかここが理解されない。
或いは『フライングゲット』のマイクスタンドを使ったパフォーマンス。
フォーメーションの快楽とでもいえばいいだろうか。あるいはピタゴラスイッチ的な心地よさと言おうか。「マイクスタンドの取り扱い」に注目して見ているとなんだか気持ち良いのだ。
多人数によるフォーメーションが心地よいか、といえばそういうわけでもなく
例えば欅坂の『サイレントマジョリティー』からは言いしれようのない不穏さが漂う。
上記PVのラスト、横一列に並ぶメンバーのカットから園子温の『自殺サークル』をついつい連想してしまうのだが、これは穿った見方のしすぎなのだろうか?